ストーリーマーケティング   〜モノより体験〜

「体験」が価値を持つ時代へ

 

「モノ」の大量消費の時代がようやく終わりを迎えつつある。

イイ車に乗り、高級ブランドを身につけ、一流のレストランでイイ食事をすることがステータスであった時代も確実にあったが、時代によって、社会あの求める内容におって、どこに価値があるのか、その考え方はシフトしていきます。

では、「モノ」に価値を見出してきた時代はどこに進んでいくのか?

このウェブマーケティング業界に身を置き、日々企業やエンドユーザーの声を聞いている私が言えるのは、

「モノ」を通した「体験」へと顧客満足度がシフトしてきている

ということ。そして日々、その傾向は強くなってきていると感じています。

 

しかし、間違ってはいけないのが、「体験」は決してゴールではない、ということ。ユーザーは、「体験」を通して、親しい友人、さらには不特定多数の「共感」がその先に待っていることを知っている。つまりは、「共感」は「シェア」を生み出すのだ。そのためにであれば、「体験」を求める、そんな想いさえ存在してしまう、時代なのです。

 

ある「体験」を“Instagram映えする”“シェアするとオシャレに見られる”という基準から判断するのも、今の時代ならではと言えるでしょう。

「共感」を得たい、「共感」したい。相互の力が働いていると言えるでしょう。

 

 

体験を自分ゴト化するとは?

 

では、企業の立場に立って考えていきましょう。

まずは消費者に「体験」をさせること、そこに価値を見出し、自分のことと捉えさせ「自分ゴト」化させ、周りに「シェア」をさせていくことが必要です。

つまり、自社の商品やサービスを通して、顧客それぞれに「ユーザー体験」をさせていかなければならないのです。

企業は自社の商品やブランドを訴求する際に、ただ露出をすればいい、モノが売れればいい、というだけでなく、今の時代にあわせて、ユーザー体験を生み出すための戦略を立てていく必要があるのです。

 

その「ユーザー体験」を向上させる最も自然な方法とは?

それが、ストーリーを活用したマーケティングコミュニケーション=ストーリーマーケティングなのです。

 

ストーリテリングが魅せるブランド価値

 

ストーリーマーケティングとは、企業や商品、サービスのブランドに対して、そのもののクオリティや機能をアピールするのではなく、使用した先にある「体験」や世界観といった情緒的な付加価値を訴求すること。そこから「共感」を生み出すマーケティング手法です。

 

情報過多の今の時代に、「共感」を得ることが、結果的に多くのコンテンツと差別化ができることもわかってきました。

すでに「モノ」に満たされている今、新しい冷蔵庫に新機能がついたからといって、その機能的なアップデートにより、購買ニーズが掻き立てられるかと言うとどうでしょうか?新しいテレビが4kから8kに変わるというニュースに、どれだけの消費者が反応するのでしょうか?「モノ」の価値の向上、また価格訴求も響きづらくなってきたと言えるでしょう。

どうしたら顧客の「買いたい」というニーズを掻き立てることができるか?その答えは、ストーリーテリングにあるのかもしれません。

 

その商品はどうやって生まれたのか?そのデザイン、コンセプトはなんだろうか?どう使われていくことが求められているのか?

などなど、それぞれを「ストーリー」で語ること、「ストーリー」をもたらすようなアプローチができれば、商品や企業、サービスのことをよく知ってもらうことができるのです。

何も難しいことはありません。商品やサービスには開発ストーリーがあり、会社の設立や沿革にもストーリーがあるはずです。これまで企業側が目を向けてこなかった当たり前のことに、価値があります。それこそが、他社、他商品との差別化の一番の強みであるはずなのです。

商品やサービスを使用した際の「体験」をひとつのストーリーにしてもいいです。大手携帯企業Auの「三太郎シリーズ」のように、創作ストーリーの中にさりげなくサービスメッセージを入れるのも、ひとつの魅せ方です。

 

何を語るか、ストーリーが問われる

ストーリーを語ることで得られるものは、顧客とのエンゲージメント、購買行動への喚起など、様々です。

今ここまでの私の話を聞きながら、「自社のマーケティングへどう活用しよう」と、不安に思う人も多いだろう。まだまだストーリーを語るストーリーテリングは、新たな手法であり、体系化されていないので、マーケティングとして確立されていない。

ただ、だからこそ、“今”やる価値がある。商品、企業、人、サービスには、背景、ストーリーが存在しているのです。

何を目指すのか、どう知ってもらいたいか。それによってストーリーはあらゆる効果を発揮していきます。

インタラクティブなストーリーコンテンツを作りましょう

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